PCG-Z505(vaio)にFedora Core6を入れる(2) [Linux]
CUIでのインストールが完了したので、GUIに…の前に、CUIでもできる「サービスの設定」をします。
平たく言うと、ここで設定するのは、起動時に動くプログラムの設定で、語弊があるかもしれませんが、Windowsのスタートアップみたいなものだと、勝手に思っています。
不要なプログラムが勝手に動いているのは、勿体無いですから。
【設定方法】
rootでログイン後、下記コマンド入力。
  chkconfig サービス名 off
※ 詳しい方法や、サービスの意味は、参考URLのページを参照のこと
※ もしくは参考図書のp.155~p.156を参照のこと
【例】
[root:XXX ~]# chkconfig portmap off
[root:XXX ~]# chkconfig avahi-daemon off
[root:XXX ~]# chkconfig nfslock off
[root:XXX ~]# chkconfig hplip off
[root:XXX ~]# chkconfig sendmail off
[root:XXX ~]# chkconfig sshd off
[root:XXX ~]# chkconfig bluetooth off
【参考URL】
はじめての自宅サーバー構築 - サービス・自動起動の設定/停止
http://kajuhome.com/service_list.shtml
【参考図書】
私が手元に置いている本です。
何も知らない私にも、大変読みやすい本です。
はじめてのFedora Core 5 Linuxサーバ構築編
- 作者: アイティーブースト
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2006/04
- メディア: 単行本
今は、FC6版も出版されているようです。
PCG-Z505(vaio)にFedora Core6を入れる(1) [Linux]
手持ちのvaioノート505(PCG-Z505NR)に、Fedora Core 6 を導入してみました。
【ハード構成】
- PCG-Z505NR
- PCGA-CD51/A (純正PCカード接続CD-ROMドライブ)
【必要なもの】
- Fedora Core インストールディスク 1(恐らくレスキューCDで代用可)
- ネットワーク接続環境(我が家はso-net ADSL)
【手順】
- Z505のBIOS設定でCD-ROMブートにしておく
- CD-ROMドライブを接続し、インストールディスクを入れた状態で、電源ON
- 「boot: 」が出てきたら Enterを押す
- なぜかCUIベースでインストールが進んでしまう
そして英語のまま進んでしまう - インストール元を尋ねられる
「Local CD-ROM」を選択したくなるが、CD-ROMは認識されないので
ネットワーク経由でのインストールを選択
今回は「HTTP」を選択
DHCPなので、込み入った設定は不要だった - FC6の在り処のURLとディレクトリを尋ねられるので、下記設定
URL:192.26.91.193
ディレクトリ:/Linux/packages/fedora/core/6/i386/os/
# 上記は国内ミラーサイト KDDI研究所 の例 - 参考URLの手順のとおりに進行
導入ソフトウェアは「オフィスとプロダクティビティ」を選択 - ネットワーク経由でパッケージのダウンロードが始まる
たまにパッケージがダウンロードできないことがあり、
RebootとRetryを選択する画面が出てくる
→「Retry」を選択 - インストール完了
FC6のインストールディスクを抜いて、再起動 - CUIでログイン画面が立ち上がる
【思ったこと】
GUI日本語環境にしたいなぁ
【参考URL】
★驚愕新聞社 VAIO PCG-Z505DにVine Linux 2.6r1をインストールする
http://www.messala.net/linux/vaiovine.htm
→ CD-ROMドライブが認識されないことを克服しているみたい
★はじめての自宅サーバ構築 - FedoraCore6のインストール(GUIベース)
http://kajuhome.com/fedora6_inst.shtml
→ CUIベースの場合も、ここを見れば、手順は理解可能です。
★はじめての自宅サーバ構築 - FedoraCore2のインストール(CUIベース)
http://kajuhome.com/fedora2_cui_inst.shtml
→ CUIでの手順書。但しFC2
Octave workshop について [Octave workshop]
ディジタルフィルタ設計的なことをやらなければならなくなったため、Octave workshopをインストールした。
※Octave workshopはMATLABライクな数値計算ソフト。
私の場合は主に、画像のフィルタリングや、インパルス応答の周波数特性を簡単に求めるためのツールとして使いたいと思ってる。
MATLABは高いので。。。
とりあえず、Octaveでf特の出し方、備忘録。
> IP=[1,1,1]/3;
> [h,w]=freqz(IP);
> plot(w, 20*log10(abs(h)));
3平均化フィルタのf特を得られたので、とりあえずOK。
でも、インパルス応答を
IP=[1,0,2,0,1]/4;
とかしたら、グラフの横軸がπをはるかに越えて300位まで伸びてしまい、なんかよくわからないグラフになった。
あと、一回plot関数でエラーを吐かせると、なぜか復帰しない。
うむ。。。
Octaveのダウンロード先(日本のミラーサイト)
http://www.ics.es.yamanashi.ac.jp/mirror/octave-workshop/