【ext2fsd / explore2fs】Windowsでext2ファイルシステムを読む [Linux]
Fedoraを入れていたvaioが突如死んだので、
これに搭載していた外付けUSBハードディスク(ext2)のデータを、
Windowsから救済する必要があるため、その手段を模索した。
これを実現するためにgoogleで検索すると、数多く登場するソフトが、
  explore2fs
だが、日本語ファイルネームが文字化けしており、その影響で、
ファイルコピー時に一部フォルダ構造自体が崩れてしまったため、
率直に言って、使い物にならなかった。
# 通常のLinuxファイルの救済等では、役立つかもしれないが、
# 私の場合はsambaマシンの「みんなで共有」ディレクトリの救済のため、
# 日本語が多用されている。
さらに調査をすすめたところ、こんなソフトを発見。
  Ext2fsd
これは、ext2/ext3のR/Wを実現するWindows用のドライバらしい。
さっそくココを参考に、インストール開始。
# 私の場合、常時は使わないので、インストール時、自動起動のチェックはつけず。
さて、インストール終了後、参考ページに従って、コマンドプロンプトから
 > net start ext2fsd
と入力し、サービスを起動。
さらに、「Ext2 Volume Manager」というWindowsの「管理ツール」のようなGUIがあったので、これも起動。
そうすると…確かに、HDDは認識されているけど、ドライブ名がアサインされていないので、
右クリック→Change Drive Letter から、Z:をAdd → Done
これで…Windowsのエクスプローラに、Zドライブが登場したけど…Explore2fsと同じく、化け化け。
さらに、下記実行することで、日本語の表示や完全ファイルコピーに成功した。
(1) Ext2 Volume Manager で該当ボリュームで右クリック→Ext2 Management を実行
(2) 文字コードを「utf8」を選択。
(3) Ext2 Volume Manager上で「Codepage」がutf8になったことを確認
(4) エクスプローラでZドライブ(先ほどアサインしたドライブ)を確認
見事に日本語の扱いに成功しました。
【参考URL】
【特選フリーソフト】WindowsからLinux領域を読み書きできる ext2fsd
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070130/260017/
ここの記事が非常に参考になりました。
素晴らしいソフトですね!
私のNASにあった大量のデータ(日本語含む)のサルベージに役立ちました。ファイルシステムをLinuxでマウントして、それから文字コードの対処、等々に敷居が高いと感じる方、Windowsでext3が手軽に扱えますよ。
by AD2010 (2008-07-31 13:59)
素晴らしいエントリーです!
Buffalo製のHD-HGLANが故障して、中のHDDのみ取り出したのですが、Knoppixでマウントしても文字化けしてコピーできなかったところ、こちらのソフトで復旧できました。大変焼くにたちました。
by 通りすがり (2008-10-13 20:35)
いきなり爆音が鳴り出す、ひどいブログですね。
by 通りすがり (2010-06-18 22:49)
おかげさまでファイルのサルベージがうまくいきそうです。感謝。
by 通りすがり (2010-11-25 14:17)
記事の方法でLANDISKからデータを復旧することが出来ました!
本当に有難うございます!
by 通りすがり (2012-07-31 11:11)